こんにちは。
小樽にある美容室IRESU小樽店の伊藤です。
本日はトリートメントのお話です。
以前のトリートメント関連の記事も是非ご覧ください↓
当店ではほぼ全てのメニューにAujuaトリートメントがケアメニューとしてセットになっております。
(縮毛矯正、デジタルパーマを除く)
小樽ではIRESUしか扱えないAujuaトリートメントですが、
ラインラップは10数種類あります。
お一人お一人の美容習慣、髪の状態、髪質…それぞれのお悩みに合わせて選定させていただいてます。
その中から今日はAujuaの「フィルメロウ」
をご紹介させていただきます。
フィルメロウは主にコテやアイロンの熱ダメージでお悩みの方、ダメージで髪の質感が硬く感じる方に相性がいいモノです。
まず熱とダメージの関係性について。
コテやアイロンで髪の形状が変わる理由についてです。
髪の毛は乾いてる状態でも僅かな水分があります。
(健康な髪で約12〜15%)
この残留してる水分の数パーセントを熱で飛ばしカールを形成します。
そして熱によって起こるのが
「タンパク変性」という現象。
よくタマゴで例えさせていただくのですが、タンパク質は基本的に熱で固まります。食物も同じです。
どうやってもゆでタマゴはなまタマゴに戻りませんよね。
しかしその固まったゆでタマゴをなまタマゴに
「戻せる」のがフィルメロウの柔軟成分なんです。
う
髪の毛8割以上がタンパク質なので同じ現象が起こります。
タンパク変性は濡れた髪で60度から、
乾いた髪だと130度から起こります。
これにより髪の内部にタンパク質が固まると
あちこちに埋まらない空洞、ダメージホールとも呼ばれる箇所が発生し髪が濡れてキューティクルが開くたびに髪内部の成分が流出しやすくなります。
対策として単にコテやアイロンの温度を下げればいいのか?と思うかもしれません。
180度のアイロンの温度に対して髪が冷えた状態だと、
アイロン180度−冷えた髪の毛により50度下がる計算で
130度熱がかかるイメージです。
なので髪が硬い方、太い方は180度で問題ないです。
細毛の方、ハイダメージ、濡れるとテロっとする方は150度くらいがおススメです。
低ければ低いほどいいと思うかもしれませんが、低い温度じゃカールがつかなくて結果なんども同じところに熱を加えてしまうでしょつ。
それならギリギリの温度設定でアイロンの回数を決めてスタイリングしましょう!
アイロンを一発で決めて同じとこにはもう熱を当てないなど、
日々の工夫で美容習慣を改善しましょう。
美容習慣の積み重ねによるダメージを少しずつ変えてカバーし、
定期的なサロンケアとご自宅での集中ケアにより髪質は改善していきます。
髪のお悩みをしっかりと把握させていただき
今後どういったら良くなっていくか
しっかり施術時にアドバイスさせていただきます。
全力でサポートさせていただきますので
是非ご相談ください!
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