こんにちは、平野です。
今日は、今時期に人気のメニュー、酸性縮毛矯正のお客様に、後日酸性デジタルパーマをかけてみた内容をご紹介。
2本立てでお届けします。
まずは縮毛から。
before
髪質は硬く、量も多く、前髪は浮いてしまう生えグセがあります。
縮毛をかけたのは去年の9月。
いつも9ヶ月に一度縮毛をしています。
(一年までは我慢できず、半年だとまだ気にならない、なので9ヶ月)
それ以外では2ヶ月半に一度、カットカラースパ&トリートメントでご来店されています。
まずは、今回もメンテナンスということで、根元の伸びた分をリタッチで縮毛矯正をかけました。
IRESUの縮毛矯正は、基本的に根元の伸びた分だけをリタッチ縮毛するという流れになります。
たまに、他店さんから初めてご来店された方のなかに、毎回毛先までかけてました、という方もいらっしゃいます。
これは絶対にNGです。
基本的に縮毛矯正は、一度綺麗に伸びた部分は半永久的にその質感が続くので、そこをもう一度かける必要はないです。
ただ、癖が強くてウェーブバック(時間が経つと癖が戻ってきてしまうこと)をしていたり、前回の伸び方が甘くてうねりが残ってしまった、などの場合はもう一度薬をかぶせることもあります。
ですが、この場合は薬の塗り分けが必ず必要です。
根元の新生部は、癖に合わせた強さの薬を。
以前かけてある既存部に関しては、強い薬は必要ないので、その部分のダメージレベルに合わせた優しい薬を使います。
そのように薬の使いわけをしながら、毛先もかけるのであれば大丈夫ですが、よく聞くのは全部同じ薬で一発塗りのケース。
これは髪が傷むので、絶対にやってはいけません。
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話を戻しまして、今回のお客様は前回のリタッチ分を縮毛。
仕上がりはバッチリ綺麗に伸びしました。
この時に、今後のスタイル提案として、毛先にデジタルパーマをかけることを勧めました。
縮毛矯正をかけてしまうと、パーマはかけられないと思っている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
実際に、私のお客様でもそう思っている方は多かったりします。
IRESUの縮毛矯正は、酸性の薬を使うので、ダメージが少ないのが特徴です。
さらには、同じく酸性の薬であれば、縮毛部分にパーマをかけることもできるんです。
ストレートに飽きてしまったら、パーマをかけれる。
これは嬉しいですよね。
今回のお客様がどんな流れでパーマをかけることになったかなど、以前のブログに詳しく書いてあるので、お時間がある方はぜひそちらを読んでいただけると嬉しいです。
こちら⇨http://otaru.nbng-iresu.com/archives/9082
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そして。
前回の縮毛のご来店から1ヶ月が経ち、デジタルパーマでご来店されました。
今回は、毛先の長さは整えるだけにして、そこに毛先ワンカールのデジタルパーマをかけることにしました。
何十年ぶりのパーマなので、お客様自身もどんな仕上がりになるのか、パーマはちゃんと思ったようにかかるのか、ドキドキソワソワしていたんじゃないかと思います。
ロングの方に毛先ワンカールのパーマをかける場合、少しレイヤーを入れて動きが出やすいようにカットしてあげるのが効果的です。
今回のお客様も、今までストレートの時はワンレングスといって、すべて同じ長さでお作りしていました。
今回、パーマをかけるにあたって、ワンレングスだと、カールがゴロッとしてしまって、動きが出にくいので、レイヤーの入ったスタイルをご提案しました。
特に、毛量の多い方なんかも、少しレイヤーを入れてあげると軽さが出て重たい印象も軽減されます。
今回は、レイヤーを入れた毛先にワンカールのパーマをかけさせてもらいました。
before
after
↑毛先に入れたレイヤーが活きて、ワンカールでも動きが出てくれます。
パーマでもすごく自然な仕上がりじゃないですか?
コテで巻いたような仕上がりをイメージして作ったので、見た目も自然で、ふんわり柔らかい感じに仕上がりました。
デジタルパーマは、熱処理してかけるパーマなので、濡れている状態より、しっかり水分を飛ばした状態、つまり完全にドライしてあげたほうがふわっとします。
朝時間のない方、難しいセットが苦手な方には、バーっと乾かしたらこの形になってくれるのでおすすめですよ。
今回のお客様も、久々のパーマでしたが思っていたように仕上がり喜んでいただけました。
もちろん、縮毛なしで、デジタルパーマだけかけたい方も大歓迎。
夏に向けて、ふわっと軽いスタイルでイメチェンしちゃいましょう。
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IRESU小樽店インスタやってます!
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